股関節の痛み Iさん 女性
「足が軽くなり回数を重ねる事に楽になりました。夜間のうずきもなくなりました」
Iさんは左股関節の症状により、夜間の痛みや、負担からくる膝の痛みなどに悩まれていました。(先天性股関節脱臼があり、幼少期にギプスをはめていた。その後、痛みが出てくるようになり、大人になってから仕事などの影響で悪化。)
施術を行うと、そうした症状が改善し、仕事の疲れや歩き過ぎでだるさや痛みが生じてもメンテナンスをすることで日常生活が楽になられました。
手術を勧められていましたが、施術によってそれを回避できたことを喜ばれています。
左:2年前のレントゲン写真
右:2019年10月のレントゲン写真
専門医は「いびつだった断面が、骨間のスペースができて、軟骨が綺麗な状態になっている」と驚かれたとのこと。
「何かやっているの?」と聞かれ、施術の事を話すと「それを続けてやりなさい」と言葉をかけられたそうです。
また、Iさんが別の整形外科医にも画像を見せたところ「すごいね、こんな風になるんだ」「私もやってもらおうかな(笑)」とのコメントを頂きました。
腰痛、精神的疲労による諸症状
大阪府 Uさん 30代女性
「驚くほど身体が軽くなりました!!疲れも取れやすいので毎日過ごしやすいです!」
「丁寧に見て下さるので安心して治療を受けられました。気になる点もおききすることができ、リラックスして治療して頂けます。症状が楽になった他、疲れた時にかけこめる場所ができ毎日が楽になりました」
Uさんは腰の痛みを抱えられた状態で来院されました。
精神的負担や仕事の疲労による臓腑の弱りが影響している状態でしたが、1回目の治療から症状が改善し、
「痛くなく普通に立てる」
「力抜けた感じ」
「深呼吸しても腰が痛まない」
「重い物もっても痛み全くない」
と喜ばれていました。
心身の疲労で首肩の張り、喉の詰まりなど調子が悪くなっても、治療後はその場で痛み無く帰っていただいています。
腰痛、首・肩のコリ
大阪府 Uさん 40代男性
「こちらに来ると体がゆるくなりストレスがなくなってきます」
「痛みもおさまり、体全体が軽くなった感じがした」
Uさんは、デスクワークなどの影響で左腰の痛み・張り、体の重さ、左肩首のコリに悩まされておられました。
特に左足を上げる動作で腰に強い痛みを訴えます。
体の疲労に加え、精神的疲労によって胃など臓腑の弱りが生じ、症状が出ていると診立てました。
エネルギー療法をベースにした施術を行ったところ、すべての症状がその場で消失しました。
左足を上げて「痛くない!」と喜んでおられました。
その後、仕事の負荷で症状が出てきても、施術後は痛みがゼロになり、軽快に帰宅されます。
骨折後の足の痛み Iさん 女性
「何回か来ないと痛みが取れないと思っていたのですが、1回でスタスタ歩ける様になりました。ビックリしました。早くお願いすればつらい日々がなかったなあと思いました。1回でスッキリしました」
Iさんは足指骨折の装具固定後、歩く際につま先を上げる癖が残ってしまい、足底・足首・下腿部・股関節周囲に筋緊張が募り、特に右の前脛骨筋に強い張りや痛みを起こされていました。
初回の施術後は全ての症状が消え、動きの再学習を脳にさせる事により地に足がついていない癖も修正され、通常通りの歩行が問題なくできるようになった事を喜ばれていました。
今後も、運動されて疲れが溜まった際はケアをさせていただきます。
脊柱管狭窄症 Hさん 男性
「来院時の痛みが10として今は2です。すごく楽になりました」
Hさんは右腰から右下肢にかけての強い痛みと痺れを訴えられ来院されました。SLRテスト、間欠性跛行、症状の強さや出方は「脊柱管狭窄症」を示しています。
当初は足を引きずるように歩行されていましたが、治療を始めて半月から一ヶ月足らずほどで痛む箇所は小さくなり症状もかなり改善されたそうです。仕事をしながらの治療なので無理をすると痛みや痺れが部分的に出ますが、小休止を入れながら負担が蓄積しないよう注意して頂いています。
※現在、足指先がたまに痺れる程度にまで改善しています。
腰~足の痛み Oさん 女性
「ここにお世話になってから鍼灸の方法が違っていたのでびっくりしました。不思議なくらいすぐに良くなっているのに感謝しています」
Oさんは腰から臀部、下肢の裏側に痛みを生じておられました。
「腎」などの働きが低下して起こった症状とみて鍼治療を行ったところ、その場で痛みが取れ、大変喜ばれておられました。
その後、腰や膝に痛みが出た際も、鍼治療を受けられると軽快になられています。
両腕の痛み、肩こり Mさん 女性
「はじめての鍼には不安がありましたが、本当に受けて良かったです。心身共に、来院する度に症状も良くなり、精神的にリラックス出来、又明日から頑張る事が出来ます。ありがとうございます」
Mさんは、仕事の疲労による両腕の痛みや張り、肩のコリや重だるさのため来院されました。
治療するとその場で症状は楽になり、痛みなく帰っていただけました。
疲労がたまっても定期的にメンテナンスすれば痛みのない状態にすることができます。
肩の痛み、足の痺れ Yさん 女性
「肩の痛み、足の痛みも和らぎ、生活が楽になりました。足のしびれは夜も眠れず大変でしたが、今は痛みしびれなくウソの様です」
Yさんは、以前から右肩の腱板(医者には「断裂までいかないが筋繊維がほつれている」と言われた)を損傷しており、仕事の疲労が募り痛みを発していました。
痛みの出る姿勢で気を送り関連する肺・大腸の弱りを癒すことで痛みが出なくなりました。
左くるぶし周囲の痛みを伴う痺れも、数回の施術でほとんど日常気にならないレベルにまで改善することができました。
右膝の痛み Sさん 女性
「ヒアルロン酸の注射も何回かしたが私にはあまり効果がありませんでした。良い食べ物、悪いものいろいろアドバイスを頂き実行しました。最近は本当にヒザが楽になりました」
Sさんは、歩行時・屈伸・階段昇降の際に膝の痛みが出ていました。以前から食べ過ぎなどで胃の働きが損なわれ膝痛に繋がっていましたが、施術と共に日常生活のアドバイスをし痛みが出なくなりました。
久々に痛みが出た際も、治療後はその場で屈伸が可能になり、歩行も痛みなくできるように。「良かった~」と笑顔で安堵されておられたのが印象的です。
慢性の肩こり・痛み Yさん 女性
「肩凝りがなくなり、すっきり軽くなりました」
Yさんは仕事を中心とした心身の疲労により慢性的な肩こりにお悩みでした。ひどいときはピリピリと痛みを発します。
胃腸をはじめとする臓腑の調整などを行うことで、肩こりがなくなり、痛みも出なくなりました。
肩には鍼を直接刺さず、臓腑に関連する頭・手足らのツボに数本入れるだけで大幅に症状が改善。さらに少々動きを見ながら微調整を行うと、肩こりがその場で消失し、「本当にゼロです」「スゴイ!」と喜ばれていました。仕事で疲れて肩こり・痛みが生じた際も、施術を行なえばその場で軽快になられます。
内転筋・腰の痛み Nさん 女性
「体の重心がまっすぐになり痛みがびっくりするほどなくなりました」
Nさんは、ジムの運動中に左大腿を痛められ、足を蹴り上げる動作がつらい状態でした。さらに、デスクワーク・飲食・ストレスの影響で左腰の痛みがありましたが、触れるだけのエネルギー療法を中心に施術したところ、その場で痛みは消失しました。
日常の疲労が募ると体のアンバランスが生じ、左腰に負担が出てきやすいため、自己療法を指導。
忙しくて症状が出てきても施術を行えば、痛みはその場で全てなくなります。
足首、首~背中の痛み Oさん 女性
「朝起きた時、足が痛くて階段を一段ずつしか降りれなかったけど、治療後普通に降りても痛くなくなりました。首が痛いのもとれてきました」
Oさんは、随分以前から両足首が痛く、甲を伸ばす動きで痛みが出ていました。関連する筋緊張と癖を取っていくことで、起き立てで固まった状態がなくなり、仕事中も痛みが出なくなりました。
首から背中に痛みが走り、ひどいときは頭痛や吐き気が出る症状も、治療を定期的に続けることで大きな波が出にくくなりました。痛みが出てきても治療をするとその場で消失します。
メンテナンスを続け、いい状態が続くようしていきたいです。
首・肩の痛み Nさん 女性
「来た時の辛さがだいぶなくなり、効果がじわじわと出るので翌日にはかなり楽になっています」
Nさんは首から肩に痛みやだるさを感じておられました。特に、首を後ろに倒すと詰まるような感じがするとのことでした。胃の調子もあまりよくありません。
臓腑の働きの弱りや滞りを鍼灸治療で調整することで、症状は改善されたようです。
疲れなどで調子が悪くなれば、小まめにメンテナンスをさせて頂いているので、次第に波も小さくなってきています。
肩・膝の痛み Yさん 女性
「きのうよりだいぶ肩は楽になりました」
Yさんは、左肩の痛み、特に夕方から夜にかけての夜間痛を訴えられ治療を受けられています。
臓腑の弱りや気血の滞りによって起こっているため、鍼灸治療をすると、1週間連続で夜間痛が出なかったりと、波はありますが治療効果が出ています。現在、痛みは出ず、たまにだるさがわずかに生じるくらいですが、治療を受けられると楽になっておられます。
時々、膝にも痛みが生じますが、メンテナンスをすると改善されます。良い状態が持続するようこれからもフォローしていきたいです。
膝の痛み Nさん 女性
「おかげで3日位でひざは良くなりました。感謝しております」
Nさんは、左ひざの痛みを訴えられ、ビッコをひきながら来院されましたが、当院での施術により本人も驚くほど痛みが取れ、階段の上り下りも問題なくできるようになりました。
様々なきついクスリを飲まれているのと甘いものが好きなことが要因で、胃腸の働きが低下し、それが膝の痛みと関わっていました。
また、寝ているときに寝返りを打つとお尻が痛くて目が覚めてしまっていたのですが、これも改善されました。
肩~指の痺れ、足首痛 Kさん 男性
「大変良くなりました」
Kさんはデスクワークの負荷により右肩から中指と薬指の痺れが生じ、両足首を踏み込んだ時の痛みを訴えられました。
初回の治療で指の痺れが無くなり、2診ではじわじわ出て来た前腕から指の張りも消失しました。
足首痛は、股関節~下腿・足底の筋緊張が原因とみてそれらを解消し、初回の治療で踏み込んだ際に痛みなくスムーズに歩けるようになりました。しばらくして出て来た左足首の痛みも2診目で取り去りました。
仕事の姿勢が斜めを向いて座る事が多いため、アンバランスな負荷が体に掛かっているようでした。初回治療後は、「体がまっすぐ向いているのが分かる」と喜ばれていました。
右首肩の凝り、腰痛 Hさん 男性
「とても気持がよかったです」
Hさんは右首肩のコリと腰の痛み・重だるさで来院されました。
特に雨天の日は調子が悪くなるとのこと。
肺・大腸・胃など臓腑の調整を頭への鍼にて行ったところ、その場で症状はなくなり、「軽いです」と喜ばれておられました。初めての鍼という事でしたが、「とても気持ちがよい」とおっしゃっておられます。
原因として、タバコ・クスリ副作用・飲食などの影響があるため、そのあたりの改善をすすめつつ施術を行うことで、雨天でも症状が出なくなりました。
多少出てきても、施術をするとその場で症状は消失します。
腰痛 Uさん 女性
「楽になりました。ありがとうございます」
Uさんは2日ほど前から、座ってから立ち上がる動作の際、腰に痛みを発するようになりました。
歩行時での一定の動きや起床時の動作でも痛みが生じ、前後屈・側屈・回旋動作で腰の痛みを感じます。
日々の疲労から腎など臓腑の働きが低下し、血流が悪くなり筋緊張が抜けなくなっていました。
頭などの臓腑と関わる反応点に鍼を施したところ、まず前屈動作がすごく楽になっており(10→1)、さらに立位にて微調整を行い、その場で全ての動きの痛みがゼロになりました。
【症例】脊柱管狭窄症
大阪府 H・Hさん 男性
<経緯>
二ヶ月前から、仕事で立ち続けていると右足に痛みと痺れが次第に生じるようになった。
一週間前からかなり状態はひどくなり、立仕事しているとすぐに痛みで動けなくなるほどに悪化。
当初は5~10分座って休めばどうにか軽減していた痛みが、1時間くらいかかるようになる。
たまたま、職場の取引先の方で、竹本の施術により脊柱管狭窄症の痛みがなくなった患者さんがいて、
「自分も同じような状態で、足を引きずって来院したが、頭の鍼でよくなったよ」
と、当院への来院をすすめられる。
仕事場は、足元が大変寒く、夜中から朝まで立ち続ける仕事のため、ずっと立ったり歩いたりしていると右足の痛みと痺れが強く出てきて歩けなくなる状態。
<検査>
SLRテスト(-)、腰の可動(-)、左側屈でやや大腿外側に張りがある。
腎(特に右)のマイナスが顕著。胃・小腸・肝臓にもマイナス反応。
<処置>
頭(臓腑の共鳴点)に鍼
エネルギー療法
<効果>
初回の治療の後、再来院され、
「今日、仕事中立ち続けても痛みが全くでなかった」
とのこと。
下肢の痛みと痺れはないが、常に足底の痺れは感じている状態。(この痺れは最後にとれていく)
その後、定期的に施術を行い、一ヶ月たつが、
「治療を受けて以来、きつい痛みは一度も起きていない」
「前は痛み止めをのんでも痛かったのに、今は薬なしでも痛くない」
「たまに仕事が忙しいと終わり際に足の運びが重くなる程度」
と、経過は順調。
周囲の人にも、
「本当に歩き方が変わった。よくなった」
と、声を掛けられるとのこと。
さらには、以前は走ることができなかったが、無意識のうちに走れるようになっており、後から周囲の人に、
「走れてたよ」
と、笑われたそう。
<解説>
疲労の蓄積により筋緊張が募り、その内圧によって脊柱管狭窄症の痛みを発していたが、臓腑の調整を行い、気血を促すことで、体のバランスが戻り、仕事をしていても痛みは出なくなった。
入浴をしっかりと行ってもらうよう指導を行ったことも重要な点である。
今後も施術を行い、状態をより安定させるとともに、足底の痺れもなくしていき、完治できるようしていく予定。
どれほどしつこい症状であっても、日常生活を見直し、繰り返し施術を行えば、体質は次第に改善していきます。
【症例】剥離骨折による足首の痛み
大阪府 Hさん 女性
<経緯>
山登り中、転んだ際、左足首を痛める。
整形外科での診断は、外果(そとくるぶし)の剥離骨折。
その後、病院にて電気治療と包帯の処置を行い、3週間かけてようやく腫れは引いてきたが、
「足の踏み込み」
「階段を下りる」
「足首を曲げる(内反)動作」
の痛みがとれない。
仕事が立ち仕事のため大変つらく、別の方法をと考え来院。
<処置>
痛みの出る動きを確認し、手を触れるだけのエネルギー療法を施す。
<効果>
その場で、全ての痛みがゼロになる。
上記のあらゆる動きをしてもらい、痛みが出ないのを確認。
「さっきまで靴下履くのも痛かったのに、全然痛くない」
「変な歩き方だったのが、普通にスイスイ歩ける」
「本当に助かりました」
と笑顔で帰宅。
<解説>
病院や患者さんは、「痛みの原因は骨の剥離にある」と、考えていましたが、実は周囲の筋緊張が痛みを引き起こしている事が多いです。
確かに骨の剥離という器質的な問題はありますが、痛みが取れないわけではありません。
現に、手で触れるだけのエネルギー療法にて、気血が促され、筋緊張が解消され、動きや荷重による痛みがなくなっています。
ただし、骨の問題がまだ回復途上にあるため、無理は禁物であり、動けるからといって今まで使えていなかった筋肉の可動をやり過ぎてしまうと、疲労がたまりやすいため、筋肉の痛みを生じさせやすくなります。
このあたりの点を認識したうえで、日常生活を送っていただく事が肝要です。
また、骨の剥離を直接的に修復することはできず、あくまで体の治癒力にゆだねるしかないのですが、エネルギーによって治癒力を高め、回復スピードを上げるためのサポートはできます。
【症例】疼痛性側弯を伴う椎間板ヘルニア
大阪府 Oさん 女性
<経緯>
腰の痛みを訴え来院されたOさん。
以前のようにぎっくり腰と思っていたが、今回はそれよりも症状がきついという。
じっと立っているとズシーンと左腰を中心に重くなり痛みがきつくなる。
寝起きや座って立つときにつらく、腰の可動はどうやっても痛みが出て、特に後屈・右側屈が痛い。
見ると、Oさんの体は、疼痛性側彎を起こしている。
これは、痛みから避けるため体が筋性防衛を働かせている状態で、正面から見ると体が歪んでしまっている。
椎間板ヘルニアでよく起こるケースだ。
Oさんは以前、病院で軽いヘルニアだと言われたことがあるという。
今回は、その状態よりもひどくなっている様子。
<検査>
私の見たところ、筋緊張による内圧が強くなり、椎間板への圧力が高じ、椎間板の劣化が著しくなっている。
SLRテストでは足をあげたときに腰付近にズシーンと痛みを発する点からも、椎間板のトラブルが生じている事は間違いない。
<施術>
エネルギー療法
<効果>
1回目の施術後、翌日に体を診たところ、疼痛性側彎は大分ましになっている。
痛みも半分くらいまで楽になったという。
2回目の翌日、3くらいまで痛みは軽減。可動域もかなり上がっている。
側彎もかなりなくなっている。
3回目の施術後、痛みは2レベル。
SLRテストでも痛みは出ない。
以前のような強い痛みは出ないが、たまにピッとなることがあってまだ慎重に動いている状態。
ただ、寝起きや日常の動きでは、かなり楽になっている。
夕方位になると腰が重だるくなりやすい。これは筋緊張がある程度緩和され、内圧が軽減されたものの、椎間板の劣化の修復が作業中のため、今しばらく完全回復に時間がかかる(細胞交換が必要な器質的疾患のため)からだ。
あれだけ強かった疼痛性側彎も、ほぼ消失している。
わずか3回くらいで、しかも手で触れるだけのエネルギー療法で、筋性防衛のための疼痛性側彎がまっすぐに戻った。
<解説>
どうして体のゆがみがそんなエネルギー療法でただされるのか?と疑問に思われる方もいるだろう。
だが、エネルギー、気の調整を行うことで、関連臓腑・感情・筋肉・椎間板のマイナスを癒し、本来の働きへと誘うことで、体は正常な働きを見せ、適正な位置に戻りつつあるということなのだ。
まだ、これから完全回復まで施術をしていく必要があるが、椎間板劣化~ヘルニアによる疼痛性側彎が、ほんの数回のエネルギー療法で物理的に歪みが修正されたことを事実として報告しておく。
【症例】右肩の激しい痛み
大阪府 Tさん 男性
<経緯>
一年以上前から右肩の痛みがあり、二カ月前から痛みが非常にきつくなる。
整形外科で電気を当てても一向に改善せず、困り果てて当院の治療に来られた。
シャツを脱ぐのが最もつらい。
金属加工業で手を使い、力仕事であるため、大変きつい。
夜間痛もつらく、じっと寝ているだけで手に痺れを感じる。
<検査>
挙上90°、外転90°、結帯動作できつい痛みが出る。
外転+水平伸展位で力を入れる作業をすると強い痛みが走る。
首の後屈・右回旋でつまる。
肺・大腸・胃・腎のマイナスがある。
肩のみの問題ではなく、股関節~腰背~肩甲骨~上腕の連動が悪く、疲労蓄積・内臓機能低下・ストレスなどによる筋緊張が動きを制限している。
<処置>
頭(臓腑の共鳴点)に鍼
<効果>
初回の治療で、
最も痛い動きである、力を入れての外転+水平伸展が、
「あれ、痛くないかも・・・」
と、かなり改善する。
結帯動作も痛みなく「ラク」とのこと。
翌日、2度目の来院時、「昨日治療してもらって、劇的に楽になった」と喜ばれていた。
夜間痛も軽減し、仕事動作も今までよりずっと楽になったらしい。
一週間後(4回目)には、普段の動きでの痛みはなくなり、すごくラクに過ごせるようになった。
夜間痛・自発痛もない。たまに急に動かしたときピッとくるのと、大きな動きした時に出る程度。
その後、5回の治療を終えて、
「以前よりも劇的に改善している」
「シャツを脱ぐのも楽」
「寝ていて痺れてくるのもない」
「すべての動きが楽になっている」
とのこと。
仕事の性質上、疲労は蓄積してしまいやすいため、日常的に筋緊張は溜まりやすい環境下にあるが、定期的に施術をすることで安定している。
疲労が溜まったときに急に動かしたり力を籠めるとピッと小さい刺激が走ることもあるが、ほとんど問題ないレベル「10→1」
現在は、メンテナンスのため月に2回ほどのペースで来院。
【症例】ぎっくり腰寸前の腰痛
大阪府 Oさん 女性
<経緯>
4・5日前から、ぎっくり腰寸前の痛み(左>右)が生じる。
前かがみ、寝返り、寝起き、立ち続ける姿勢で痛み。
腰から臀部、左下肢にだるさがある。
日常、子育てなどで疲労が蓄積している。
元々、十代からぎっくり腰癖ある。
<検査>
臓腑として、胃・腎に反応。
前後屈、右側屈、右回旋の動きで腰に痛みが生じる。
<処置>
頭(臓腑の共鳴点)など
<効果>
伏臥位にて臓腑の調整をしたのち、立位で痛みの出る動きにて頭共鳴点から気を巡らすと、すべての動きで痛みが消え、左腰~下肢のだるさもなくなる。
3日後、再来院。
「前回治療後、すごくラクでした。左の足のだるさがなくなって軽いです」
「前につらかった前屈動作が楽になっている」
「起き上がり動作も大丈夫」
左側の腰の痛みが抜け、右に張りを少し感じる。(これまで辛かった左腰が楽になって、左が強すぎてまぎれていた右の張りを感じるようになった。)
後屈、右側屈で痛み。
前回同様の処置にて、
起き上がり動作、寝返り動作の痛みなし、後屈・左側屈の痛みなし。
動いても腰や足の痛みだるさはすべて消失する。
<解説>
日常の疲労の蓄積により、臓腑が弱り、気血の巡りが悪くなり、腰痛を発症した症例です。
今回、ぎっくり腰手前の状態で来院された際は、腰を動かすのが痛く、寝起きの動作もきついとのことでしたが、施術後は痛みなく軽快になられました。
痛みのほとんどは初回でなくなり、わずかに残る張り痛みも施術後にすべて消失。
早めに施術を受けられたため、いつもならぎっくり腰になっていた事態を防ぐことができました。
【症例】股関節の痛み、膝の痛み、臀部~下肢の痛み
大阪府 Mさん 女性
<経緯>
ボランティア活動で8時間立ち座りをし続け、それを5・6回やったため、10月今月から両股関節が痛い。
歩いても自転車乗っても痛い。
両膝にも痛みが出る、右臀部から下肢裏の張りがある。
腿を上げる動きで股関節と膝に痛み。
<処置>
仰臥位、立位で痛みの出る動きを確認しながら、エネルギー療法
<効果>
その場ですべての痛み消失。
3日後、来院。
治療してから股関節の痛みがなくなり、すごくラクになっているとのこと。
やや右臀部から下肢裏のダルさ、両膝屈曲しづらいのがあるので、エネルギーと軸調整で、すべての痛みなくなり、膝の屈曲もだいぶスムーズ。
2週間後に来院され、
「治療後ものすごく軽かった。旅で3時間歩いても平気で、股関節痛くなかった」
ただ、疲労や食べ過ぎで、ここ2・3日、右臀部から下肢裏の張り・両膝曲げにくさが出てきたので来院。
エネルギー、軸調整にて、すべての痛みがなくなり、膝屈曲も楽になった。
【症例】大腿内側の痛み、腰痛、拇趾の痺れ
大阪府 Nさん 女性
<経緯>
二ヶ月前、ジムでトレーニング中、左大腿内側を痛める。
片足で踏ん張り、キックをする動きで左大腿内側に痛みがある。
左腰の詰まり感と圧痛。
左拇趾にかるい痺れが最近出てきた。(ドクターには腰椎4・5番が狭いと言われた。)
<検査>
立位:
腰の後屈で左腰に違和感。
右回旋でつまる。腰を回す動きをすると痛い。
左側屈つまる。
仰臥位:
SLRテストで左大腿内側に張りと痛みが走る。
左股関節屈曲で左腰に痛み。
おしりを上げると左腰痛み。
右回旋で左腰に張り。
胃、胸腺、肺、大腸にマイナス反応
<処置>
頭の共鳴点への鍼、エネルギー療法
<効果>
頭への鍼で、痛み大方取れる。
腰右回旋の張りが残るので、軽く触れるエネルギー療法を施すと、張りがなくなる。
足指の痺れはこの時点で消失。
片足で踏ん張りキックをする動きで、左軸足にした際にやや張りが残るので、手でエネルギーを流すと、その場で張りが消失。
全ての症状がその場でゼロになり、
「すべて楽になった。軽いです。体がまっすぐになった感じ」
「すごくラクになりました助かりました。」
と、大変喜ばれておられた。
【症例】肩~肘の痛み、指の痺れ、腰~足の痛み
大阪府 Kさん 男性
<経緯>
デスクワーク中心の仕事の疲労により、右肩~肘の痛み、第三・四指の痺れが生じ、さらに、右腰~下肢の痛みや張りを訴えられ来院されました。
<検査>
臓腑は、腎・胃・大腸らの反応が強い。
肩を外転し、肘を曲げる動作で、肘周囲に強い痛みを発する。
指の痺れは何もしていなくてもある状態で、上記の動作でそれが増す。
手の回内動作でも痛みが生じる。
腰は、前・後屈、側屈(右>左)で痛みが出る。じっと立っていても腰が重たい。
「肉体的負荷による疲労の蓄積に加え、関連する臓腑の弱りが疲労の回復を妨げ、痛みを生じやすくしている」
と、告げると、日常生活の食の在り方や便秘がちな点を語られ、納得されておられました。
<処置>
臓腑に関連する頭の共鳴点に鍼
「軸」の修正
<効果>
まず、寝た状態で臓腑に関連する頭の反応点に鍼をし、全体調整。
この時点で腰の前屈の痛みがなくなりました。
次に座位で、右腕の痛い動きをしてもらい、関連臓腑につながる頭の反応点に鍼。
その場で、肩・肘の痛みや張り、指の痺れ、手の回内動作痛のすべてが消失しました。
そして、立位で「軸」の修正を行い、腰の後屈痛・下肢の痛みがゼロに。
すると、「右肩が軽くなったので、今まで感じていなかった左肩のコリを感じるようになった」(最も強い症状が消えると二番目の症状を感知するようになるから)とおっしゃられたため、立位で「軸」修正を行うと、左肩のコリもなくなりました。
「軽いです!」
と、たった一度の施術で、すべての症状がゼロになった事に、驚きの表情で喜ばれていました。
<解説>
疲労による筋緊張だけが原因ではなく、実はその背景にある日常生活の乱れ(食やストレスなど)が臓腑を弱らせ、痛みを引き起こす元となっていました。
そのため、頭への鍼で臓腑の調整を行うことで、肩・肘・指の痛みや痺れがその場でゼロになったのです。
さらに、軸修正をすることで、ものの数分で腰や足の痛みがゼロになり、ご本人も当惑されていました。
【症例】腰~臀部の痛み
大阪府 Tさん 女性
<経緯>
過去に交通事故に遭って以来、座り続けたり疲労がたまると腰~臀部の強い痛みが起こり、ひどい場合は、足に痺れが出ます。
これまでも当院で治療を受けると、その場で痛みが取れ、楽になられておられました。
しばらく順調に過ごせておられましたが、「朝から左腰~臀部にかけてきつい痛みが出た」とのことで来院されました。
<検査>
臓腑としては、腎・胃・肺・胸腺らの反応が強い。
腰は、前屈・後屈・右側屈・右回旋の動きで痛みが強く出るが、特に後屈が最もきつい。
じっと立っていても、歩いても、座っていても、常に痛みが出ている状態。
<処置>
立位のまま、「軸」の調整を行う。
<効果>
わずか数分の調整を立位のまま行い、その場で、全ての痛みが消失しました。
歩行・立位・腰の全方位への可動・立ち座り、すべてにおいて痛みがゼロに。
あまりに劇的な短時間での変化に、
「魔法みたい!」
「ウソみたい(笑)」
と驚かれ、笑顔で帰宅されました。
<解説>
事故の影響に加え、心身の疲労の蓄積や気候などの影響が募ると筋緊張が増し、痛みを発するようです。
今までも、臓腑の調整などを行い痛みをゼロにしてきましたが、今回は、体の軸調整、バランス調整を行うことで、痛みを数分で立ったまま消失させました。
「ウソみたい」と患者様本人が驚かれていたように、信じがたいと思われるでしょうが、まぎれもない事実です。
たとえこの患者さんが日常で負担を抱え、再び痛みが生じたとしても、体の状態を見極め適切に処置をすることで、痛みをその場で取り去ることが可能です。
どれほどしつこい症状であっても、繰り返し施術を行えば、体質は次第に改善していきます。
【症例】坐骨神経痛(右臀部~下肢の痛み)、首痛、めまい
大阪府 Mさん 女性
<経緯>
以前に坐骨神経痛を生じた際、その場で痛みを取り去った事があり、以来、時々メンテナンスをされておられます。
しばらく痛みもなく順調に過ごされていましたが、今回、数か月ぶりに臀部~下肢の痛みが生じたため来院されました。
一週間前ほどから痛みが出て来たそうで、同時に首肩の引きつり痛やめまい様の症状もありました。
<検査>
元々、胃腸の状態を損ねやすく、背景には甘いものやおかきの摂り過ぎ、食べ過ぎ、精神的な緊張、季節(春)、クスリ副作用などの影響があると考えられます。
以前にも甘いものなどへの養生指導をしていましたが、ついつい手が出てしまうようで、結果、これら要因が募ったため、胃腸に関連する臀部や首肩に影響が及んだものと思われます。
調べるとやはり胃腸・肺・胸腺らに反応が顕著でした。
<処置>
「百会」(臓腑に関連する共鳴点)、「左後渓」
まずは、立位のまま、臀部や下肢に痛みの出る動きを確認し、ある方法を用いて軸の調整を行うことで、臀部から下肢の痛みが数分で大幅軽減しました。
さらに、首の痛い動きを確認し、臓腑に関連する頭の共鳴点に鍼、さらにストレス・腸と関連する「後渓」に鍼をしたところ、首肩の痛みはその場でなくなりました。
この時点で、当初あっためまい様の症状も消えています。
最後に、再び立位の状態で、臀部・下肢のわずかに残る違和感を取り切り、すべての痛みを消失させました。
<解説>
臀部・下肢の痛み、首肩の痛み、めまい様の症状をその場で全てゼロにした症例です。
症状は各部位別々に現われているように見えますが、問題の根幹は同じであり、その根幹を癒すことで枝葉の症状が次々と無くなっていくのです。
症状の背景には、日常の食生活や気持ちの問題などが隠れており、そのあたりの養生指導を行うことが再発防止へのカギとなります。
たとえこの患者さんが日常で負担を抱え、再び痛みが生じたとしても、体の状態を見極め適切に処置をすることで、痛みをその場で取り去ることが可能です。
どれほどしつこい症状であっても、繰り返し施術を行えば、体質は次第に改善していきます。
【症例】右膝の痛み
大阪府 Sさん 女性
<経緯>
元々、胃腸が悪く、膝の痛みを訴えておられたが、施術を行うことで長年持っていた膝の痛みが出なくなり、日常生活も安定していました。
今回、動作の時に膝をひねった感じになり、右膝の屈伸や荷重で痛みが出るようになったため来院。
<検査>
臓腑の状態を診るに、いつもの胃や小腸に加え、腎・胸腺・肺にも反応。
実は、この数週間前、花粉症気味の症状が続き、当院の施術でそれが治った事がありました。
花粉が問題視されるが、水や空気の汚染、食の問題などがその背景にあり、特に都会人は臓腑を痛めやすい環境下にあります。
また、Sさんは食べ過ぎてしまうことが多く、それにより胃腸の不調から膝を痛めやすい傾向がありました。
今回の反応も、そうした事と無縁ではなく、まず臓腑の弱りが存在し、それに関連する膝へ圧がかかり痛みを生じたと考えられる。
<処置>
「百会」(臓腑の共鳴点)、「右復溜」
立位のまま、痛みの出る動きを取ってもらい、臓腑のマイナス波動を読み取り、頭の反応点に鍼をするとその場で、荷重・屈伸しても痛みが出なくなりました。
さらに、仰臥位で寝てもらい、膝を深く屈して圧をかけると膝裏にやや痛みが出るので、臓腑と共鳴するツボに一本だけ鍼をすることで、深く屈して圧をかけた状態での痛みが消失しました。
最後に歩行・屈伸などあらゆる動きをしてもらい、その場で全ての痛みがゼロになった事を確認し、「よかった~」と笑顔で安堵されておられました。
<解説>
膝の痛みをその場で消失させた症例です。
たとえこの患者さんが日常で負担を抱え、再び痛みが生じたとしても、体の状態を見極め適切に処置をすることで、痛みをその場で取り去ることが可能です。
どれほどしつこい症状であっても、繰り返し施術を行えば、体質は次第に改善していきます。
【症例】腕の痛み
大阪府 Wさん 男性
<経緯>
飲食業にて冷凍の魚介を力を込めて捌いたり、重いものを運んだりする作業が多く、両上肢(右>左)に強い痛みが生じるようになりました。
<検査>
力を入れて重い物を右に抱え上げる動きで最も痛みを発する。
疲労と回復のバランスが崩れ、臓腑では腎の弱りが顕著であり、関連する肺・大腸の弱りに繋がり、上肢に痛みが発している状態。
<処置>
痛みの出る動きに関連する臓腑を読み取り、頭の反応点に鍼。
<効果>
1回目の施術において、その場で痛みがほぼ無くなり、とても楽になりました。
以降、仕事をしていても痛みが大幅に楽になりましたが、疲労が蓄積してくるとだんだんと痛みが出てくるので、常に疲労してしまう状況下でメンテナンスを続けました。
8回の施術で、痛みが出なくなったので治療を一旦終了。
後、2カ月の間、痛みなく仕事ができたが、疲労の蓄積で右肘周囲に痛みが出てきたので再来院。
頭の鍼のみで痛みがその場でゼロに。
翌日も来院し、「昨日治療して、痛みなく仕事ができた。ただ、やりすぎると張りが少し出てきた」とのことで、メンテナンス。
頭の鍼で全ての症状が消失しました。
<解説>
疲労の蓄積により筋肉の緊張が増し、痛みを発するようになりました。
仕事の疲労がかさむ中での治療でしたが、メンテナンスをしていく事で痛みが出なくなりました。
たとえこの患者さんが日常で負担を抱え、再び痛みが生じたとしても、体の状態を見極め適切に処置をすることで、痛みをその場で取り去ることが可能です。
どれほどしつこい症状であっても、繰り返し施術を行えば、体質は次第に改善していきます。
【症例】右膝痛、右肩挙上痛、左手首痛、左足首痛
大阪府 Mさん 女性
<経緯>
長年、ご家庭の事情によるストレス多々あり、考えすぎたり、緊張したりしやすい性質をお持ちです。
これまで適宜、施術をすることで、各部位に痛みが出た際もその場で痛みが消失し、帰っていただいていました。
生活背景を含めた心身の状態などにより、痛みがまた出ても、施術を行えば痛みが取れ、次第に状態も安定してきていました。
ところが、何日か施術を空けた時期、再び右膝・左足首などの痛みが再発し来院。
<検査>
臓腑の状態を診るに、胸腺、胃、小腸、肺、大腸、腎の反応が顕著。
特に、ストレスや免疫と関わる胸腺の反応が非常に色濃く出ているため、その辺りの事情を問診すると、「病院での検診で〇〇の疑いがある」
と言われたため、しばらく不安で不安で仕方なかったといいます。(結果は異状なしであった)
通常の家庭のストレスに加え、そうした心配事によって心身の緊張が募り、臓腑のバランスが崩れ、関連する各部位への影響が及び、痛みが出たと考えられます。
<処置>
「左不容」「右太衝」「百会」に鍼。
<効果>
治療後、右肩の挙上、右膝の屈伸や歩行、左足首への荷重、左手首の曲げ伸ばしなどを確認。
その場で、全ての箇所の痛みが消失しました。痛みはゼロ、違和感もゼロです。
<解説>
・左手首の痛みは、胸腺らの反応に共鳴させたお腹の「左不容」への鍼などで消失。
・右肩挙上・右膝の屈曲痛は胸腺・胃・腎・肺に共鳴させた足甲の「右太衝」で消失。
・左足首に荷重をかけると内果が痛むのも、ある経絡の流れに共鳴させた頭の「百会」への処置と、股関節周囲と左小指(少陰の心・腎の関係)の流れをよくしたことで、痛みが完全に消えました。
不容は腹部。
太衝は足背。
百会は頭頂。
いずれも、肩・手首・膝・足首とは関係ない箇所に見えますが、経絡を通じて臓腑と各部位はつながっているため、お腹や頭に鍼をして手足の痛みが消失するのです。
わずかなきっかけを与えるだけで四肢すべての痛みが消失したのは、現象として痛みが四肢に出ているだけであって、根本原因である臓腑の乱れは一緒だからです。
※ちなみに、この症例のように痛みのある場所と違うところにアプローチをして「その場で痛みが消失する」という事例は、とくに珍しいことではありません。
たとえこの患者さんが日常で負担を抱え、再び痛みが生じたとしても、体の状態を見極め適切に処置をすることで、痛みをその場で取り去ることが可能です。
どれほどしつこい症状であっても、繰り返し施術を行えば、体質は次第に改善していきます。
【症例】左半身の痛み、右足首痛
大阪府 Uさん 女性
<経緯>
仕事の疲労で、左半身(左腰・左上肢・左下肢)に痛みやだるさがあり、歩行の際も足が上がりづらいとのこと。
また、最近、右足首の背屈動作で痛みが出る。
<検査>
左腰は圧痛・自発痛があり、全方位での動きで痛みが増す。
左肩~腕にかけ重だるい痛みがあり、肩にはコリと圧痛。
左下肢は胃経ラインに症状がある。
臓腑として、腎・胃・胸腺・肺・大腸に反応。
<処置>
頭への鍼(臓腑の共鳴点)
<効果>
伏臥位で寝た状態で臓腑に共鳴する頭の反応点に鍼をしたところ、仰臥位に姿勢を変える時点で、
「すでに、ものすごく変わりました。肩が全然軽いです!」
と驚かれる。
さらに、足首の動きに合わせて頭へ鍼を施すなどし、立位になってもらうと、腕・足の痛みはゼロになっている。
左肩にわずかに残る圧痛も、頭への鍼で消失。
左腰の少し残る圧痛も同じく頭への鍼で無くなる。
全方位の可動も側屈に少し張りがある程度で、それも頭の反応点に気を送るとゼロになる。
その場で全ての症状がなくなり、「軽くなりました~」と喜んで帰宅された。
<解説>
左半身に偏った症状(腰痛・手足の痛みだるさ)であっても、臓腑の調整を頭の鍼で行うことで、ゼロになりました。
局所的な刺激がなくとも、根本原因をとらえ癒せば、各部位に気血が巡り、局部の症状もなくなるのです。
たとえこの患者さんが日常で負担を抱え、再び痛みが生じたとしても、体の状態を見極め適切に処置をすることで、痛みをその場で取り去ることが可能です。
どれほどしつこい症状であっても、繰り返し施術を行えば、体質は次第に改善していきます。
【症例】両下肢全体の痛み
大阪府 Oさん 女性
<経緯>
両側の大腿~下腿全体に痛みがあり、とくに歩くとふくらはぎが張って、こむら返りになりやすい。
多くのクスリを飲んでおり、臓腑がだいぶ弱っており、筋緊張や血流の悪さが痛みを生じさせている。
<検査>
臓腑として、腎・胃・肺に反応。
<処置>
頭への鍼(臓腑の共鳴点)
<効果>
施術後、立ってもらうと、症状はその場で消失し、
「ふくらはぎが柔らかくなった」
「歩いても痛みがない。すごくラク!軽い」
と、喜びの声を上げられ、足取り軽く帰宅された。
翌日、念のためメンテナンスで来院してもらったところ、
「足の先まで冷えていたのが温かくなった」
「ふくらはぎが痛くない」
「歩くのがすごくラクで軽い」
と、感想をおっしゃり、「しいて言うならやや大腿前のだるさがある」ということなので、頭への鍼を施したところ、その場でだるさは消失し、
「不思議なくらい軽くなった」
と、驚かれておられた。
<解説>
日常生活やクスリの多用により臓腑の働きが乱れ、気血の巡りが悪くなって痛みが生じていましたが、頭への鍼をするだけで症状がスッキリとなくなり、軽快になられた症例です。
たとえこの患者さんが日常で負担を抱え、再び痛みが生じたとしても、体の状態を見極め適切に処置をすることで、痛みをその場で取り去ることが可能です。
どれほどしつこい症状であっても、繰り返し施術を行えば、体質は次第に改善していきます。
【症例】肘・手首の痛み
大阪府 Nさん 男性
<経緯>
左手首と右肘の痛みを訴え来院。
日常の疲労により痛みを発したという事ですが、体のみならず、精神的疲労も痛みの原因となっていました。
<検査>
左手首:背屈の動作で痛み
右肘:肘を屈曲しコーヒーカップを持つ動作で痛み
両方の痛みが出る動きで、胃腸に加え、ストレスに関わる「胸腺」に強い反応がみられる。
<処置>
「百会」(臓腑の共鳴点)
<効果>
痛い動きをしてもらって出てくる臓腑の反応を読み取り、共鳴する頭の反応点に鍼。
手首・肘ともに、その場で痛みは消失。
痛い動きをしても全く痛みが出なくなりました。
<解説>
手を使い過ぎることによる筋緊張だけが原因ではなく、実はその背景にある精神的疲労が痛みの大きな種になっていました。
そのため、一見すると全く関係なさそうに見える頭への鍼で、手首や肘の痛みがその場で消失したのです。
たとえこの患者さんが日常で負担を抱え、再び痛みが生じたとしても、体の状態を見極め適切に処置をすることで、痛みをその場で取り去ることが可能です。
どれほどしつこい症状であっても、繰り返し施術を行えば、体質は次第に改善していきます。
【症例】腰痛、首肩の痛み
大阪府 Uさん 女性
<経緯>
仕事の疲労による腰痛に悩まれいたUさんは、はじめて当院の治療を受けた際、その場で痛みが消失し驚かれていました。
以降、メンテナンスのため、疲れが溜まると治療を受けられ元気になられています。
今回、疲労による腰痛に加え、首肩の痛みが生じ、来院されました。
<検査>
腰は後屈・側屈・回旋で痛み、立位の状態でも腰に重い痛みがある。
肩は全体として主だるさがあり、首を回旋すると痛みを発する。
臓腑として、腎・胃・胸腺・肺・大腸に反応。
疲労に加え、精神的ストレスが高じるなどの要因があり、痛みを発したと思われる。
<処置>
「百会」(臓腑の共鳴点)、「曲池」
<効果>
まずベッドで寝た状態で臓腑に共鳴する頭の反応点に鍼をする。
この時点で、腰痛のほとんどが解消される。
座位で、首を動かしてもらい、痛みの出る位置で臓腑の反応を見るに、腕の「曲池」に一鍼。
その場で首の痛みが消失する。
立位で腰の可動を確認し、わずかに残る側屈の張りに対し、頭の共鳴点に気を送ると、腰の症状はすべて消失。
少し残る肩の重だるさも、立位で「軸」の調整を行うと、数秒で症状が消失。
腰・首・肩、全ての痛みがその場でゼロになりました。
「すごく軽くなりました」と喜ばれていました。
<解説>
腰痛に加え、精神的ストレスが関わる首肩の症状も併発されておられましたが、患部に一切処置をすることなく、臓腑のマイナスを癒し、「軸」の調整を加えることにより、腰・首・肩の症状がその場で全てゼロになりました。
不思議に思われるかもしれませんが、こうした改善は日常的に起こっている事であり、珍しいことではありません。
たとえこの患者さんが日常で負担を抱え、再び痛みが生じたとしても、体の状態を見極め適切に処置をすることで、痛みをその場で取り去ることが可能です。
どれほどしつこい症状であっても、繰り返し施術を行えば、体質は次第に改善していきます。
【症例】右首肩こり、腰痛
大阪府 Hさん 男性
<経緯>
右首肩のコリ、腰の痛みや重だるさを訴え来院。
特に雨天で調子が悪くなる。
一年前に直腸がん・大腸ポリープの手術を行う。同時期、右耳化膿し、以来聞こえにくい。
酒はやめたが、タバコは若いころから6・7本一日に吸っている。
<検査>
臓腑として、肺・大腸・胃・腎に反応。
舌診は腐厚苔がべったりとあり、舌奥にいくつもブツブツができている。(下焦の熱、老廃物・毒素の蓄積、炎症を示す。体内浄化環境が悪く、ガンやポリープにつながった事が伺える。)
脈は弦やや渋。
<処置>
頭(臓腑の共鳴点)、右膈兪(脾兪)
<効果>
施術後、首肩・腰の症状がなくなり、「軽いです」と喜ばれる。
体内に蓄積された老廃物が排泄処理され、臓腑の働きが安定すれば、症状は出なくなっていくと説明。
以後、時間とともに首肩のコリが出てくるが、数回の施術を続ける中、雨天であっても首肩腰の症状はでなくなり、安定してきた。
少々出てきても、施術をすれば症状はすべてゼロになる。
<解説>
体内浄化環境の乱れにより、直腸がんなどを生じさせ、首肩のコリや腰痛に繋がっていたが、施術を行うことにより症状が出にくくなり、体質改善は順調に進んでいる。
ポイントとして、舌の苔がだんだんと薄くなっており、これは体内の老廃物が除去されていることを示している。
どれほどしつこい症状であっても、日常生活を見直し、繰り返し施術を行えば、体質は次第に改善していきます。
【症例】寝違え
大阪府 Kさん 男性
<経緯>
小学生の男子。
朝起きると、寝違えて首が痛く動かせない。
エネルギー検査をすると、肺・腸に問題あり。
飲食乱れ、冷えなどが影響。
<処置>
エネルギー療法
<効果>
痛みの出る動きを確認し、手で触れるだけのエネルギー治療を行うと、1分ほどの施術で全ての痛みが消失。
「あ、痛くない!」
と、笑顔。
首を全方向に動かしても、痛みなくスムーズに動かせるようになる。
あっという間の出来事に、ご家族も不意を突かれた様子。
本人に、さっと触っただけで痛みが取れたことについての感想を聞くと、
「すごかった!」
「痛みがすぐになくなったのが良かった」
と、喜んでいた。
【症例】顎関節症、腰痛、肩こり
大阪府 Tさん 60代 女性
<経緯>
口を開けると右顎関節に痛みを生じる女性。
左腰の痛みと肩こりもある。
腰は、後屈・右回旋・右側屈で痛みが生じ、仰臥位から起き上がる際にも痛い。
酒の飲み過ぎで胃の調子が悪い。
<処置>
手で触れるだけのエネルギー療法にて、
胃、肝臓(アルミニウム蓄積)、上行結腸(菌)、頭蓋骨を調整。軸修正。
<効果>
仰臥位での可動、起き上がる際の痛みを解消。
胃の違和感も消失。
座位にて肩こりを即座に解消。
さらに立位での腰の可動も解消。
この時点で右あごの痛みも10⇒3~4くらいに。
身体の軸の狂いがアゴへの負担を作っているので、軸調整を行うと、その場で右顎関節の痛みは消失。
口を開けても痛みが出なくなった。
数十分で、全ての症状を取り去り終了。
<その後の経過と解説>
治療後、数日間は顎関節の痛みが出ない。時間とともに、少しずつ出てくるが、以前より遥かに楽。
(10→3)
腰や股関節は以前よりずっと楽な状態が続き、安定感が増した。
軸の狂いの癖が強く、腰・股関節・顎にひずみが生じ痛みが出てくるタイプのため、脳に再学習させる必要があり、定期的メンテナンスをすすめる。
(過去の事故による脳の警戒、日々の体の使い方、ストレス、飲食などでの内臓の働きなどによる。)
治療すると、すべての痛みはその場で消失する。
エネルギー療法のみで、顎の痛みのほぼすべては消える。
さらに軸修正により、痛みがゼロになり、動きもスムーズに。
脳にいい状態を学習させ、癖が出無くなれば、完全に顎の痛みは生じなくなる。
現在、順調に推移し、安定感が増してきている。
完治は間近である。
【症例】両足首の痛み
大阪府 Sさん 女性
<経緯>
過去に捻挫をして以来、両足首に痛みが出る。
高齢のため、座っていることが多く、室内であっても足首に固定バンドをしめている。(固定しないと立った時にふらつくという理由。)
<検査>
腎経・胃経のラインで筋緊張が顕著。
荷重をかけると痛みが生じる状態。
<処置>
頭への鍼(臓腑の共鳴点)など
<効果>
施術後、立ってもらうと、痛みはその場で消失し、
「ラクです!」
と、喜ばれ帰られた。
一週間後、両足首の痛みはないが、痺れる感じがするとのこと。
足首への固定バンドをきつく締めすぎているため、血流が阻害されやすくなっていることを指摘。
ご高齢のため、周囲や本人が転倒するのを心配しての処置らしいが、室内で座っている時でも締めているということなので、どうしても締めることで安心するというのならせめて歩行するとき以外は外すよう勧める。
初回同様の処置。
施術後、痺れは消失。
以後、メンテナンスを4度行い、初回以降で痛みは出なくなり、痺れ感が少し出ても施術後はラクになり帰宅される。
<解説>
ご高齢の方で、下肢の筋緊張と血流の巡りが悪いために痛みや痺れが生じていましたが、腎・胃などをフォローしていく事で、痛みや痺れは出なくなりました。
どれほどしつこい症状であっても、繰り返し施術を行えば、体質は次第に改善していきます。
【症例】 脊柱管狭窄症
大阪府 Tさん 60歳 女性 販売業
<経緯>
2011年3月に、突然左の腰とおしりに激痛が走り。左膝ウラの痛みもおこる。
ご主人に病院に連れて行ってもらい、 整形外科でのレントゲン・MRI診断の結果、
「腰椎の3・4・5番がつまっている」
「脊柱管狭窄症」
「すべり症」
と、いわれる。
他の病院にも行ったが医者さんからは、
「体重を減らすこと。筋力をつけること。固めのコルセットを日常生活で着用すること。痛みがきつければ注射をして、それでもつらいなら手術を考える」
と、いわれた。
「この痛みと一生つきあっていけないのか・・」
と、いう絶望感が強かった。
「何とか手術は避けたい、少しでも日常生活を楽にしたい」
と、いう気持ちで知り合いの内科医にも相談したところ、その先生が、
「病院でのキツイ牽引機だと悪くなることがある」
「体に合わせた牽引や手法をしてもらうところを探したほうがいい」
と、言われる。その先生自身がヘルニア症状を持っておりで、ご自身の体験からの言葉であったため、信用してみる気になったらしい。
ワラにもすがる思いで、当院の施術を受けることになる。
何かの拍子で左の腰とおしりにものすごい激痛が走り、しばらく動けなくなる。
じっと休んでいるとなんとかおさまってくるが、怖くて怖くて動きが出来ない状態。
夜の寝返りでも痛みで目が覚めるため、もともと不眠症だったのがますます眠れなくなる。
<処置>
無痛整体
<効果>
「少しずつ時間をかけて回復していく症状なので、中期的な変化を目安に回復をめざしていきましょう」
「大丈夫ですよ」
と、声をかけられたことでとても安心できたという。
施術していくうちに、少しずつ体の変化が出てくる。
はじめはベッドの寝返りや足を開く動きでも痛みがでていたが、それもいつの間にかなくなっていった。
何気に寝返りをうち、
「Tさん今の動きできるようになってますね」
と、いわれてはじめて気付いたりすることも。
受けていくうちに一日の激痛の頻度が減ってきて、痛む箇所の範囲もどんどん小さくなっていく。
ちなみに、左ひざの痛みは一回目で消えた。
病院でコルセットつくってもらって「これ着けときなさい」言われていたが、症状が軽減してくるとともに離していった。
痛み止めもキツイ痛みが出なくなったので飲まなくても大丈夫に。
半月くらいで、大きな痛みが一日一回あるかないかになって、小さいチクッとした痛みがたまに起こる程度にまで回復。
1ヶ月近くで、大きな痛みがなくなる。
長時間車に乗るとしんどくてたまらなかったのも、だんだんましになってきた。
疲れるようなことを続けると、だるさが出たりすることもあるが、以前の激痛は全くない。
階段の上り下りもタッタといけるようになる。
順調に回復を見せたため、施術を終える。
<解説>
脊柱管狭窄症となれば、病院では手術の話になっていくが、脊柱管に圧力をかけている筋緊張を解いていくことで痛みはなくなっていく。
深部の凝り固まった筋緊張を少しずつ解いていくことで、内圧から解放され、体は回復していく。
器質的な問題なので、回復も少しずつになる事が多いが、きちんとした施術を行えば痛みはとれてくる。
このケースでは無痛整体という「優しく触れる、かるく揺らす」という脳や自律神経に働きかける手法を用いたが、今では物理的な力をいっさい加えないエネルギー療法でも回復可能となっている。
村中修さん(仮名) 大阪府 62歳 男性 製造業
<経緯>
製造業にて、とくに毎年12月が忙しく、腰や背中が痛くなる。
年末以外でも常に身体にだるさや痛みをもっていた。
年末は特に身体をねじったり、強く引っ張ったりする作業が多くなるため、今回の痛みは例年よりもきつい。
毎年正月明けにはヒマになるので時間と共にマシになっていくのが、今回は腰・背中・肩の痛みが引かず、しゃがむのもできない。車に座るのもつらい状態で来院。
2月に入っても痛みが引かず、特に右腰とおしり~背中がつらく、右足に踏み込むときと寝て起き上がるときが特にきつい。両肩も水平に挙げれずシャツを着るとき袖を通すのが痛い。
<検査>
筋の異常緊張が顕著。
体を触ると、肩や股関節周りの筋肉がビクンビクンはねるほどで、これは身体が疲労しすぎて筋肉が異常に緊張している状態。脳が警戒信号を出して防御反応がでている。
<処置>
無痛整体
<効果>
1回目終えて、明らかに良くなっている。
腰周りがとにかく楽で、腰を回したり横に倒すと張りやつまった感じはありましたが、初めより痛みが全然楽。
右の腰を踏ん張っても痛みが出なくなっている。
「疲労回復のためにお風呂につかるべき」と指導。
靴下を履く動作、店のシャッターを開ける動作など、今まで固くてやりにくかったことがスーッとできるようになっている。
5日後位にふと自然に「蹲踞(そんきょ)」の姿勢ができることに気づいたらしい。
若い頃から固くてできなかったのにいつのまにか自然にスーッとできてびっくりしたとのこと。
何回か施術をするうちに、異常緊張によるビクンビクンという反応は出なくなり落ち着く。
症状や動きがどんどん楽になり、大分楽なので初回から2週間くらいで一回ゴルフにいった際(まだ完全でないので待つように言っていたのだが・・)、腰に痛みがでてしまった事があったが、施術すると良くなった。
今回の激痛の以前でも、立ってるだけで腰(骨盤)にズーンと重たーい感じが常にあり、仕事していると痛くなってきたり、右の肩甲骨~背中・腰・おしりにかけて張りや痛みがでたりしていたが、今はそれが全然無いとのこと。
背中や肩もうごきやすく痛くなく、スーッと動くので本当に使いやすいらしい。
以前出来なかった、何気に首を後ろにスッと向く動作ができるようになった。
神田さゆりさん(仮名) 大阪府 53歳 女性 主婦
<経緯>
朝にかばんを持ち替えたときに、左の肩甲骨下~脇にかけて強い痛みが走る。
深呼吸も出来ず、身体をどこか動かすだけで痛みが走る状態。
3日後にご主人と海外旅行に1週間行く予定。
元々、首・肩がこりやすく、机に長時間向かっていたり、首を前に伏せて机で寝てしまうと、首の後ろが痛くなったり頭痛がしたりしていた。今回のような痛みははじめて。
<検査>
首・肩・背中・脇周りの筋肉の緊張が強い。
ゆっくり一つ一つ動きを確認。
<処置>
無痛整体
<効果>
1回目の施術後、大分痛みがマシになっており、重さを感じる程度になった。
深呼吸してもマシで、さらに腕の付け根の固さを見つけ、そこを触り呼吸をしてもらうと、さらにマシになる。
翌日は10⇒6くらいになった状態(パンツはくとき・腕上げる・深呼吸で痛みが残る)。
施術後は、その場で痛み・違和感も全くゼロになる。
すごく楽になったのでビックリされていた。
1週間の旅行中も全く痛くなく快適に過ごせたそうで、飛行機のシートでもあまり疲れずいけたとのこと。
さらに、昔から飛行機や高いところにいくと耳がキーンとなるのだが、それが全くなかったらしい。
大阪府 Yさん(仮名) 81歳 女性 主婦
<経緯>
これまでも、たまに右の親指や手先がこわばったり腫れたり痛んだりすることがあったが、放置していたらマシになっていた。
だが、今回はいつもと異なり、朝起きたら親指が曲がってることが続くようになった。
伸ばそうとしたら痛く、カクンとする。
病院では、「切るか、安静にしてシップはるかしかない」と言われ、痛み止めの注射も嫌。
手をよく使うので、このまま放っておくのはどうかと思い来院。
<検査>
母指~上肢の筋緊張
<処置>
無痛整体
<効果>
日増しに痛みが段々取れてくるが、使うときにカクンとなるのが残る。
次第にカクンとなるのも治まってくるが、朝起きたときだけ曲がっていて、それを動かしていくとスムーズになるという状態がしばらく続いたのち、バネ症状が出なくなる。
<解説>
疲労による筋緊張でバネ指症状が出ていたが、無痛整体にて脳に働きかけ、緊張を解いていった。
同時に、誤った動きの癖がついているので、脳に正しい動きを再学習させる。
結果、しつこかったバネ指の痛みとカクンとする状態が解消されていった。
このケースでは無痛整体を用いたが、現在では、エネルギー療法で治療が可能となっている。
多くのケースで、バネ指症状には臓腑との関わりがあり、臓腑を癒すことでバネ症状も改善していく。
新谷 愛さん(仮名) 15歳 女性
メールにて、ご本人様から施術後の感想をいただきました。ありがとうございます。(以下原文です)
試合無事終わりました
試合に出ているときは
痛みを気にせずすることができました
正直夏の大会は間に合わないし、
無理だろうな…
と思ってました!!
けど出ることができるまで回復して本当によかったです
先生に出る時間など配慮してもらって今も練習しています!!
徐々にならして不安を無くしていきたいと思います。
ここまで回復させて下さりありがとうございました♪(*^^*)
<解説>
新谷さん(仮名)はクラブでバスケットボールをされていて、右足の親指付け根を傷められました。
病院で「捻挫」といわれ、3週ほど休養して一旦はましになったのですが、運動を再開してまた痛みが出てきました。そして痛みがあるまま運動を続けたために悪化してしまいました。
別の病院を受診され、「靭帯を伸ばした」「種子骨障害」の可能性があるといわれたそうです。
早期回復を求めて当院に来られました。施術は3回行いました。
筋緊張を解消することと、動きの修正を行うことで回復に向かいました。
運動再開後も、「身体に問いかけながら徐々に慣らしていく」ということ、「痛ければ無理をしないこと」、「お風呂などのケアーを大切にすること」などをお話しました。
スムーズにいけば、このまま痛み無くもとの状態に安定します。治りかけの時期は傷めたところは負荷がかかり続けると緊張してきやすくなっています。
仮に少し痛みが出た場合は無理をせず、ケアー(休養・お風呂・きつすぎないストレッチ、施術)をすることが大切です。いい状態を身体になじませていくと緊張が起こりにくくなります。
【その他の症例】
膝の痛み
大阪府 Kさん 80歳 男性 無職
前日の夜中に左の膝がうずいて寝れなかったとのこと。
ここ1ヶ月ほど歩いたり膝を曲げるとお皿の上や内側に痛みがあったとのこと。
これまでは夜中にうずくまでには至らなかったが、昨晩は痛みがきつかった。
痛みがキツイ日は痛み止めをのんでいたらしい。薬を飲むと歩くのは大丈夫だが膝を曲げると膝内側に痛みを感じる。昨晩は痛み止めを飲んでも痛みはきつかったとのこと。
<施術>
股関節・太もも周り・ふくらはぎに強い筋肉の緊張がみられ、それらが膝への負担になって痛みをおこしていると判断。
筋肉の緊張がつよいためか、手法の加減が強くなるとピクンとこわばる反応がおこるため、慎重に少しずつ緊張をぬいていく。
施術中に本人が「なんか膝楽になってる感じがするわ。さっきより曲げやすいわ」という感想を漏らす。頑固な緊張も少しずつ色々な角度からアプローチすることで解けてきた様子。
終了後に立ち上がり動作や座って立つ動作、膝を曲げる動作をしてもらい痛みがないのでいくつか注意点をのべて帰っていただきました。
<解説>
この症例は、膝そのものよりも股関節や太もも周り・ふくらはぎの筋肉の緊張が原因です。
実際それを解いていくことで帰るときにはとても楽になったと喜んで帰られました。
無痛ゆらし療法では原因である筋肉の緊張を解消し、膝にかかる負担をなくすことで痛みをとりのぞくことができます。
筋緊張があり膝が悲鳴(痛み)をあげてきているのに痛み止めを飲んでごまかすことでかえって悪化したケースです。痛みは身体の「もう休んでくれ」「無理しないでくれ」というSOSなのです。
身体は無理な負担をつづけたくはないのです。しかし、痛みをまぎらわして使ってしまうため実質どんどん負担が増え続けたといえます。
原因(筋肉の緊張)が解消されずごまかしてしまった結果こういうことがおこってしまいました。
お風呂に入ること、クツについて、座り方、ぐりぐり揉まない叩かないなどを気をつけてもらうよう言いました。
股関節周りの緊張が強いので今後そこのケアー・生活改善をしていくことで再発を防げるといえます。
首・肩の痛み
大阪府 50代 女性Aさん
朝起きると、右首~右肩~右肩甲骨間に強い痛みを感じる。
前日は特に症状はなかったとのこと。「冷えて寝違えたのか?」と本人。
首を動かすと痛みが出る。首が回せない状態。
首の後屈・右回旋にて痛みが特に強い。
<施術>
右首・右肩甲骨間の緊張がある。特に右肩甲骨間が強い。
その他股関節まわりにも緊張。
それらを丁寧にとる。
緊張が確実にぬけていくのを確認して終了。
痛みは全くなくなり、違和感が少しある程度に。
お風呂に入ることと無理をしないこと(パソコンなど)を注意しておわる。
「無理に動かそうとせずに緊張をぬいたので後は時間と共に症状は消えていくはず」
と伝える。
翌朝症状は全く消失しており、
「おかげさまですぐ良くなりました。うそみたい!!」
と驚きの報告を後日受けました。
<解説>
この方はパソコン作業に加えてお母さんの介護や家事に忙しい方で、日頃目の疲れや肩こりに困っておられました。そんな中で今回の痛みが出てきました。
冷えに伴う寝違いというよりも、疲労がたまって首肩の緊張が強くなって痛みになったケースと考えられます。原因となる緊張をとることで痛みは消えました。
疲労がたまらないように日々のケアーについてもお話させていただきました。
左股関節痛
大阪府 50歳 女性
以前から左股関節の違和感があった。歩き出しで顕著に出るが動き出すと徐々に軽減していく。一週間ほど前から違和感に加えて痛みを感じることが多くなった。本人は原因がわからないとのこと。
<施術>
臀部・股関節・下腿部の緊張が見受けられるのでそれらを中心に緊張をとっていった。
一通り終わった後歩いてもらうと、軽減しているがぬけきれていない。
歩く動きを分割して確認してみると、足を踏み込む動作のときに痛みが起こっている。
足首の動きの修正をおこなうと股関節の痛みが解消された。
そこで患者さんが「あ、そういえばバレエの人に教えてもらった運動(足先を外に開いてスクワットをする動き)をしてから痛くなったかも」とのこと。
股関節の痛みと足首が関連していたことに驚かれていました。
<解説>
足先を外に開いてスクワットをする動き=足首から股関節への負担につながった。
緊張をとった上で動きによる転位(緊張で関節が引っ張られて変な動きをして痛みが出ている。緊張を抜いても脳と体が悪い動きを覚えてしまっていて関節が引っ張られる)を修正してやることで正常な動きを取り戻した結果痛みが出なくなったということです。
普段やらない且つ自分に適さない運動を急にやり始めた為に起こった緊張・動きの転位が痛みを引き起こしていたという症例です。
股関節の痛み
大阪府 Hさん 30代 男性
肉体を酷使した疲労から、右股関節付近に痛みを発し来院。
検査の結果、足の厥陰肝経の流注上に痛みがあることがわかり、「経筋病」と診断。
顕著な圧痛を示した同側の「太衝」「行間」に皮内鍼を施したところ、痛みは完全に消失した。
上腕二頭筋長頭腱炎の痛み
大阪府 Iさん 20代 女性
昨夜から右肩の付け根が痛み出し、腕が上がらない状態。
テストの結果、上腕二頭筋長頭腱炎であると診たてる。
流注として、手の太陰肺経上に痛みがあり、「経筋病」と診断。
顕著な圧痛を示した右側の「魚際」、左側の「腎関(下腿部にある肩のツボ)」に刺鍼し、術後に皮内鍼を施す。
肩の痛みは本人が当惑する程消失した。
※体験談・症例レポートは事実を元に構成しておりますが、 効果を保証するものではございません 。